もの忘れ対処向けベスト:                                                   メモリーベスト、メモリータペストリーなどの服飾類

 

いろいろなメモ帳を持つことも大事ですが、それらを収納する服なども記憶を助けるものにすべきです。

 以下、メモリーベストとメモリータペストリーを紹介します。

 下部にサイズの入った型紙があります。これを参考に自作するか、印刷してリフォーム屋さんなどに作ってもらいます。市販のものを改造してもOKです。

 

作成にご協力いただいた、嶋根歌子、鏡味絹子、永江美代子、新沼正子各氏に感謝します。

 

1.メモリーベスト

左から1-5とする。1は冬用でウール製。2は春冬用で綿製。3の右上のポケットはスマホのカメラ部分を出し、撮影用。4はタブレット収納用。5はコンパクト改造メモ帳の使用場面。

 

左から1から4とする。1と2は裏をめくるとメッシュのポケットがある。透過するので、ここにモノを入れてもすぐにわかる。よく聞かれる質問の答えなどを書いておく。重度になってくると家では3のようにこれを裏返しに切れば、すぐにモノやメモがすぐに見れる。4は背中上部の名札。道に迷った時などに、周囲に住所などを教えられる。

 

肩パットが入るようになっている。道に迷うようになったら、GPSに差し替えても良い。

メモリーベスト春秋用型紙

以下は、上のベストの写真の型紙(採寸入り)です。作りやすいように、上のものをより簡単にしています。男性のMサイズ(165-170センチ、約65キロ)を想定しています。

以下を印刷してご自身で作る、または仕立て屋さんに頼むなどを行ってください。

春秋用は、綿生地で、冬用はウール生地などで作ります。

 

2.メモリーベスト夏用(メッシュ版)

左から1-4とする。夏は1のような既成のメッシュベストを購入し、必要なところに面ファスナーテープをつける。2のようにポケットもメッシュでつくる。3のようにその裏側に面ファスナーをつける。1のベストにつける。

 

2.メモリータペストリー

家ではモノや情報、機器類をバラバラにしないで、以下のように一か所にまとめるようにする。

以上を参照に作る。または、ネットなどで「ウォールポケット」などで使いやすいものを取り寄せる。上の図の各ポケットは透明の素材やメッシュ生地で作ると中身が見えて良い。参考までに以下に100円店で買ったものを載せる。