詳しくは、「テレビ電話支援会」のホームページをご覧ください。
https://terebidenwa.jimdosite.com
認知症の人の会話を機会を増やすため、テレビ電話支援会を立ち上げました。私たちは今までの研究で、テレビ電話で会話をすることで、認知症の人を心理的に安定させることができることを明らかにしました(Kuwaharaら2010、Yasudaら2013)。テレビ電話会話の3時間後でも、心理的に安定している可能性も示唆しています。(Yasudaら2013)。
以上の結果を実際の支援に活かすべく、テレビ電話支援会を立ち上げました。
2019年3月、3回目の追試を行い、同様の結果を以下の英文雑誌で紹介しました。オープンジャーナルですので、無料でご覧いただけます。
2019 Kiyoshi Yasuda et al. The sustained and selective effectiveness of a videophone conversation for individuals with dementia.Journal of Alzheimers Research and Therapy.1, (1), 6-14. https://openaccesspub.org/article/1032/jalr-19-2636.pdf
利用者募集
現在、週1,2回ボランティアの方と、相し相手ボランティアがスカイプ(無料テレビ電話)で30分ほど会話をしています。無料です。
「着信時自動応答」に設定しておくと、ボランティアの操作だけで開始できます(認知症の方は何も操作することはありません)。詳しい申込方法などは、左の欄の「テレビ電話支援会:資料」を参照して下さい。
ボランティアは傾聴の講習を受けていますので、利用者は十分に思いが語れます。スカイプの「着信時自動応答」機能を使えば、ボランティア側からの発信で、自動的に開始できます。
ご利用希望、またはボランティアとしてご興味のある方は、左の欄の「テレビ電話支援会:資料の事務局までメールでご連絡ください。
一方、当会に参加しなくとも、皆様の職場、仲間、地域などで同様のテレビ電話による支援網ができれば、多くの高齢者、さらに介護者などに遠隔支援の輪が広がります。
必要な方は、左の欄のテレビ電話支援会:資料」マニュアルなどをご覧ください。これらを参考に、各々適した方法で遠隔支援網を運営していただければ、当会にとっても嬉しい限りです。
話し相手ボランティア募集
認知症の方をテレビ電話で話す、話し相手ボラを募集しています。自宅にパソコンやタブレットなどがあり、ネット環境が整っていることが条件です。先輩ボランティアからスカイプで講義を受けたあと、ボランティアに登録できます。詳しい募集方法などは左の「テレビ電話支援会:資料」を参照してください。
テレビ電話講習会
テレビ電話ソフト(スカイプ)の使い方を講習します。講習を受けた後、離れた家族や友人と会話をしてくることが目的です。離れた家族への見守りにも使えます。詳しくは左の欄の該当ページをクリックして下さい。