2017年3月より俳句などを作りだした。独学で添削してくれる人もいないため、公開して広く教えを請いたいです。どうぞよろしくお願い致します。
体調不良もいろいろ出てきたが、2023年の元旦も、いつもの場所で見ることができた
2023年2月チバニアンを訪れた 金色のボタンがいわゆるゴールデンスパイクで、その線から上が、70万年まえの地層、チバニアンだ。同じころ、人類の祖先も出てきたと。おりしもロシアのウクライナへの侵略が続いている。人類の歴史は、また戦争の歴史でもあったと考えた。
横綱白鵬が以前、テレビで太陽を胸に向け、これでパワーをもらっていると言っていた ある春の日にそれをまねた
白鵬を まねて春光 胸に受く
新国立劇場で、奮発してオペラアイーダを見た 変えると、ロッテの佐々木が剛速球で勝った 花粉もすでに去った 良い日だった
朗希勝ち アイーダに泣き 花粉去る
2023年5月末、昇仙峡に上った時、雲が龍のように富士山を巻いていた
昇仙峡の岩は、地層が激しいうねった様相を見せていた
庭の桃が熟れだすと、アリが寄ってくるのでこの時期は毎朝アリをつぶしている 申しわけない
脊椎管狭窄症になったせいか、急に尿意を感じることが増えた。外出時が心配になった。そこで、2023年春、パッドをつけて東京に行った
2003年6月、京都の蕪村が眠る金福寺に墓参りに 庭の桔梗の花の色があさやかだった
青の冴え 白砂に桔梗 金福寺
2日後桂離宮に 噂に違わず隅々まで配慮が行き渡っていた 40年ほど前この近くを毎日自転車で通勤していたが、ここには来れなかった 当時は心の余裕がなかったのかもしれない
老いて来し 桂の池は 若葉風
その後、修学院離宮に 桂離宮の後で、見るものが、みな豪快に見えた
しかし、田植えなどの農作業をする農民にとって、"借景"として見られるのは悲しかったのではないか?
借景の 田植悲しき 修学院
この庭は江戸幕府に抑圧された上皇がつくったと この眺望はきっと自慢だったろう 池に不動の鷺がいた
しかし、この山の中腹に堤をつくって池を作るのは、動員された人には大変な労苦であったろう
修学院離宮の隣の赤山禅院に 首の無い古い羅漢像がまとまっていた 誰が取ったのか首無しが多かった
木漏れ日や 首無し羅漢の 苔厚し
小湊線、いすみ鉄道で茂原まで行った 途中の駅を通るたびに、その付近から来てくれた患者さんの顔を思いだした たいして役に立てなかった 申し訳ない
梅雨車窓 浮かぶ患者に 詫び止まず
テニスが好きだった同級生に孫ができたと聞いて作った 自分に男の子ができた時はキャッチボールをするのが夢であった
友人が横浜で友人に会えなかったと聞き作った 一緒に食べたかったのに風に吹かれて覚めてゆくことをイメージした
2023年10月長野から友人らが千葉に来ることになった この年は夏は史上最も暑かった
前の俳句は、「5段砧の君に舞う」だったが、曲を知らない人がほとんどだろう より有名は「千鳥の曲」に変えた
イスラエルがガザに侵攻して、3万人以上の人が死んでいる
オペラ見て 夕焼けガザは ジェノサイド
2024年4月9日より2泊で北海道の道東地区をバス旅行 長時間のバス移動中、俳句をかんがえた 名付けて”北の長道”
最初の訪問地は、鶴が餌つけされていると言う鶴居村に。しかし、鶴は不在。
満開の桜が咲く千葉から、阿寒に来ると雪が 沖合に凍った氷に雪が積って夕方に
夜中、外をみると、阿寒湖が雪原のようだ 上には満天の星があった
前夜の雪から、快晴に 手前の木は樹氷 4月なので霧は少ない はじめて来て、この景色が見れたのは幸運と言われた
友人に伝えると、来た人はほとんど霧だったと
広大な野付半島の向こうは知床 空を獲物を咥えてカラスが去った気がした
白鳥が有名とのことだったが、すでに北に帰ったと 足元を見ると立派なフキノトウがあちこちに
納沙布岬で、和人とアイヌとの戦いがあったと知った 今はウクライナとロシア、イスラエルとガザの戦いが続いている
もともとクナシリ島に住んでいたアイヌの人々はどう思うっているのであろうか
北方領土の資料館で、係員が、望遠鏡にラッコが見えると 見ると一瞬笑った顔を見えた気がした
中学の教科書には、釧路湿原は無駄なので、埋めたてて農地にする計画があると書いてあった。そうなっていれば、向こうに見えた鶴はいなかったかもしれない
釧路から帯広までの道で、延々と同じ風景が続いていた まさに The 北海道 の景色だが、だんだん無口になりより長い道に感じだ
今まで新しいリハビリの介入法などを発表してきたが、多くは受け継がれていない。残念だ。このまま消え去るかもしれない。受け継がれるよう、努力しなかったとも言えるが。
今はこれを辞世の句にしておきたい。
続く人 無くて来た道 またイバラ
本当は以下のようだとありがたいのだが
続く人 あまた来た道 花盛り