普通のオーバーテーブルでは背の小さい人は、首が後屈し誤嚥しやすい
ベットの幅に切ったベニヤ板に、フックを溶接した蝶番をつける。左右計4か所。
溶接部の拡大図
ベッド柵に掛ける
首が前傾し、誤嚥を防ぐ
このように首が後屈しやすい患者の場合、誤嚥しやすい
このような立体型のカバーを作る 頭が当たるところは凹ませる。
背面には長い面ファスナーの帯をつける
中には、厚みを調整できるよう発泡スチロールの板を何枚も入れる
ベッド下の枠に、面ファスナーで取り付ける
これで首が前屈し、誤嚥の可能性が低くなる 背もたれが長い車いすにも応用できよう
このように食器を持ち上げて、一気に飲もうとする患者がいる これでは誤嚥しやすい
オーバーテーブルを使った一気飲み防止セットの作り方を紹介する
このような加工した食器や押さえ板を用意する
このような食器盆に、写真のような切れ目を入れる
食器の下には、写真のような底板を水に強い接着剤で接着する 接着面が広くなるよう器の底の高台を削っても良い
底板を切れ目に差し込む
別途、底板を抑える長い押さえ板を作り、その裏側にファスナーの帯(面ファスナー7)を接着する
このファスナーの帯で食器盆ごと、オーバーテーブルに固定する 以下の写真のように2か所で固定する
食器を持ち上げようとしても、
底板が引っ掛かり持ち上がらない
お盆ごと持ち上げようとしても、持ち上がらない
スプーンで食べることが期待できる
最初から食器をお盆に張りつけても良いが、自動食洗器では洗いにくい
手洗いができれば、張り付けておいてもよい