もの忘れ・認知症相互見守り協定書案
現在、根拠不確かな認知症予防説や、脳活性説が流行しています。認知症になることを心配する高齢者の心を利用して、さまざまな商品も売られています。しかし、認知症を起こす最大の要因は、老化です。仮に一時的に脳が活性しても、長生きすればいつかは認知症になる確率は増えます。当然、家族、知人、そして、あなた自身も認知症になる可能性が増えてきます。
認知症の初期症状とおもわれる兆候に気付いても、私のような仕事をしている者でも、本人にそれを指摘するのは気が引けます。そこで、家族、友人、職場の仲間などと、以下の相互の見守り協定をあらかじめ結んでおけば、何よりの早期発見になると思いました。
その中のある方が、疑わしい時はこれをみせて、受診を促します。もちろんそのあと、みんなで支えあいます。最下部から印刷し、皆で修正してお使い下さい。
2017年5月19日 安田清 試案
もの忘れ認知症相互見守り助け合い協定書案
もの忘れ認知症は高齢者の間はよく見られる病気です。しかしながら、通常その発症は数年かけてゆっくり進み、又、自覚症状が見られないこともしばしばあります。このため早期発見・早期対処がむずかしい疾病です。
そこで我々は、旧知の間柄をいかし、お互いのもの忘れをチェックし、もしもの忘れが進んでいると感じたら本人に注意を促かすこと、促かされた場合は素直に病院に行くこと、そしてその後もお互い助け合うことを約束します。
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