2020年7月末、千葉県市原市がアフターコロナの政策提案を市民に求めたため、私の経験や希望をまとめて、提案しました。遠隔の必要性が言われるなく、残念ながら理由を付されなく、却下されましたが、国や他の自治体にさらにこの提案を検討してほしく、ここに上げました。
もの忘れ外来などの臨床経験から、認知症健診制度の開始が必要と考え、市原市に要望しました。結果は、却下でした。早く、このような制度の必要性が行政や一般の方の共通認識になることを願っています
2006年8月から2年間、千葉県認知症対策研究会の委員として、今後行われるべき認
知症の施策について議論しました。以下は、研究会の終了時、報告書を県に提出する
にあたり、私が担当して書いたものです。早く、このような施策が国、県、市町村レ
ベルで実現することを願っています
事業3-4 認知症早期対応事業: 認知症健診・対応実行委員会
主催は高齢者福祉課または地域包括支援センター
すでにいくつかの市町村で健診がおこなわれている。しかし、過去3年間、千葉労災
病院物忘れ外来での経験から、これらの健診制度の問題点にはいくつか問題がある。
群馬県の例をとると、一次健診として、自己アンケートや立法図書きを用いている。
認知症の場合、自己評価は信頼性にかけることがある。立法図も易しすぎる。さらに
二次健診として、MMSE24点以下を認知症陽性としている。これでは点が低すぎ、
早期の方を見逃す確立が高い